八丈島日記 2000

4月21日に社員旅行で八丈島(東京都八丈町)に行って来ました。
八丈島に着いたら空港から家に電話しようとしていたのですが、
島で使えた携帯電話は「ドコモ」だけで、J-PHONE,cdmaOne,PHSは圏外でした。
私が使っているのはPHSなので島では使えませんでした。
でも、さすがはドコモだなと。感じました。

八丈島へ行くには船と飛行機が使えるのですが、
東京から船は10時間、飛行機は1時間かかります。
今回は飛行機で行ったのですが、空港は羽田空港からでした。
東京駅〜浜松町駅まで山手線で、浜松町駅〜羽田空港(約20分)までは
東京モノレールで移動しました。初めてモノレールに乗って、
ちょっぴりうれしかったです。(^^;

羽田空港に着いて真っ先にやった事は、「有名人探し」でした。
あちこち目を凝らして探してみましたが、う〜む、いざ探すと
いないものだな〜と思っていましたが、出発ゲート付近で、
やけに日焼けして、肉付きの良い人がいるな〜と思いました。
隣のゲートの人がその人に結構大きな声で話しかけていたので
もう一度よーく見たら、「巨人の松井選手」でした。
本人には失礼かもしれませんが、それほどニキビ顔でもなく、思ったより
背が高い訳でもなかったので、じっくり見ないと解りませんでした。
松井選手の後ろに川相選手がいたそうですが、目が届きませんでした。
その日、広島球場にて川相選手が後藤選手と激突したのは記憶に新しい事です。



私達が乗った飛行機はYS-11型機で俗に言うプロペラ機でした。
初めてプロペラ機に乗ろうとした心境は、こんなに小さくて
墜ちないだろうか?と不安でした。無事飛んだから良かったですが、
あとから、左翼のエンジン部のビスが2本抜けていて、1本が緩んでいた
と同僚の人に聞かされ、それ位でも一応は飛ぶんだなと、
整備不良にならないんだなと思いました。





八丈島に着いたら、天気はあいにくの曇りでしたが、それでも南国だけあって
暖かかったです。海開きは5月1日からで、10月いっぱいまで泳げると
バスガイドさんから聞きました。
海の色は深い所は濃い藍色ですが、浅瀬は本当に綺麗な水色でした。
フィズ(リキュール酒)のブルーハワイの色みたいでした。





駐車している車のナンバーをチェックしたら、全部「品川」ナンバーで改めて、
あぁココは東京なんだなと、明日葉茶を飲みながら考えてしまいました。

八丈島の名物は「明日葉」、「黄八丈」です。
明日葉を使った食べ物、飲み物が沢山あり、明日葉茶、ソフトクリーム、
飴、そば、うどん、ヨーカン、etc. と、なんでも明日葉がついていました。
お土産屋で聞いた話だと、明日葉の由来は、今日摘んでも明日また葉ができる
程の生命力をもつ。との事でした。
(実際には摘んでから1週間位はかかるそうです。)
お土産屋のおじょうさんの話では、食べれば体の悪い所や病気が良くなる!
と豪語してましたが、眉唾ものでした。

黄八丈は織物です。
昔、八丈島は年貢として米を納められなかった為、年貢として黄八丈を
納めたことから有名になったようです。
その名の通り黄色い反物で、帯、財布、敷物に使われていました。

その後、八丈植物公園、歴史民俗資料館、を廻り、観光を終えました。
本当は「八丈島のキョン」を見たかったのですが、
観光コースに入っていなかったので、非常に残念です。(T^T)クゥー
でもキョンは昔、中国南部から連れてこられた鹿との事で、
八丈島固有に生息する野生動物ではありませんでした。











夕食は、もしかして明日葉オンパレードではあるまいか?と
内心心配していたのですが、普通の豪勢な魚料理でした。
まぐろのしゃぶしゃぶを初めて食べたのですが、ポン酢にごまかされた
感じがしましたが、おいしかったです。



こんな感じで、観光バス八丈島引き回されの旅は幕を下ろしました。
八丈島に行くことは二度と無いと思うので、一生ものの思い出です。